過去ログ - 純憂「「さるかにがっせん!!!!!」」
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◆GLPLA.M.6I
[saga]
2012/10/01(月) 20:32:07.18 ID:+U0+vzwdo
サルの絶叫が野山に木霊しました
「ひぃっ……は、はなれるうきぃぃぃぃ!!!!」
「トゲが刺さっているからそう簡単には離れられないウニィ」
「な、ならこれでどうだぁっ!!でぇぇぇぇぇーーーーーい!!!!!!!」
サルは力の限りに手を振りウニを落とそうとしました
しかしウニはぴくりとも動きません
「その程度で抜けるようでは一人前のウニとは言えないウニィ!!」
「そんなのしるかぁっ!!!ちっくしょぉー!!!取れろ!!とれろ!!!と!れ!ろぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!」
「いくら頑張っても無駄無駄ウニ〜」
「ぬぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!」
肩から腕が抜けそうな勢いで手を振りますが、やはりびくともしません
すると、どこからか小さな声が聞こえました
「振って抜けないのなら両足で押さえて抜けばいいクリ」
「足?そうか、その手が……いや、足があったッキィ!!!」
普段なら明らかにおかしいその言葉を鵜呑みにすることなど無かったでしょう
ですが痛みから逃れたい一心のサルにそれを求めるのは難しすぎました
「よっし!!こうやって……押さえつけてぇぇぇぃぃぃぃたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
「足で押さえたらそうなるのは目に見えていたはずウニィ」
「だってっ!!!こ、こえっ!!!!がっ!!!!!」
「こ〜え〜?何も聞こえなかったチクゥ〜」
「そっんなっ!!はっずっ!!!なっいっきぃぃぃぃたたぁぁぁぁぁ!!!!!」
「ほらほら、どっちかを抜かないと歩くのも出来ないチクよ」
「そっ!そんなこと!!わかっているッキィィィィィィィ!!!!」
「あー、でもこれはそう簡単に抜けなさそウニィ」
「なっ!なんでそんな事がわかるんだッキィ!!」
「だって、自分の身体……というか棘がどのくらい深く刺さっているかくらいわかるチクゥ」
「じゃぁ、一体どのくらい深く刺さってるんだウキィ」
「……米粒一つ分くらい……だと思ウニィ」
「横?」
「縦ウニ」
「……ホントに?」
「本当チク」
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