過去ログ - 純憂「「さるかにがっせん!!!!!」」
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317: ◆GLPLA.M.6I[saga]
2013/01/06(日) 17:31:53.94 ID:6dAYzdIxo

ウニが思わず深いため息をついたその時

背後から二人に語りかける声が聞こえました


「おやおや、ウニさんと猿さんじゃないですクリィ。何かお困りですクリィ?」

「あ、栗さん……。はい、非常に困ってますチク」

「ヒック……くり……?くりって……グズッ……あの時の?」

「いかにも、いつぞやの栗ですクリィ。……おや?猿さんもしかして怪我をしているクリィ?」

「ご明察の通りですウニィ」
「いだぐでうごげないうきぃ……」

「そんなに酷いのクリィ!?ちょ、ちょっと傷口見せてクリ」


猿はおずおずと両手の平を栗の前に差し出しました

それを見た栗の顔が徐々に曇り始めます


「これは早めに綺麗な水で洗わないと大変なことになるクリィ」

「そ、それは本当ウニ?」

「本当クリ。このまま放っておくと傷口から雑菌が入って腐ってしまう可能性があるクリ」

「じ、じゃぁ急いで綺麗な水……確か近くに小川があったはずウニ!」

「でも……グズッ……いだいうぎぃ……」

「そんな事言って動かないでいたら腐ってくるウニ!!」

「ウグッ……ぐざるどいやうぎぃぃぃぃぃ!!!!でもいだいうぎぃぃぃ!!!!!ウワァァァァァーーーーーーーーーン!!!!!!」


栗とウニは困り果てた顔で猿を見つめ小声で話し始めました



「……で、どうするウニ?」
「……もう少ししたら水を入れてここに来るクリ」
「……二人は?」
「……一緒の予定クリ」
「……もう一人は?」
「……塗る薬を取りに行ってる」
「……じゃぁそっちは少し時間がかかる?」
「……恐らく。もしかしたらこっちから向かった方がいいかもしれない」
「……では待ちますウニ」
「……待つクリ」


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