44:Mr.WIDeJr ◆HrCwMyLAUo[sage]
2011/09/10(土) 05:18:20.55 ID:T9YKqzb90
アニェーゼ「で、その肉ジャガはどんくらいで出来んですか」
上条「ん、大体30分か40分くらいだな・・・」
アニェーゼ「10分で」
上条「煮物だっつったろ!生野菜と生肉お湯にぶち込んだだけになるぞ!」
アニェーゼ「そんな物食ってんですか上条さんは・・・」
上条「食って無えよ!」
アニェーゼ「そうなると・・・こっそり忍び込んで作ってる間に見つかっちまうと守り切れませんね」
上条「忍び込めるのか?」
アニェーゼ「ええ、普段閉めっぱなしにされてる食堂の窓の鍵を開けておいたもんで」
上条「なるほど・・・明りつけなければ大丈夫じゃないか?」
アニェーゼ「それは良いんですが」
上条「何か問題があるのか?」
アニェーゼ「恐らく何ですが・・・食堂に神裂さんが待ち構えてるもんで」
上条「へ?何で分かるんだ?」
アニェーゼ「ああもう・・・良いですか、上条さんが守る側だったらどうするって事です」
上条「なるほど、一番強い奴に重要な場所を守らせるもんな」
アニェーゼ「・・・とてもシスター部隊を蹴散らしちまった方とは思え無いですね」
上条「ま、まああれは皆居たしな」
アニェーゼ「はあ・・・とにかく、そうと決まればとっとと食堂に向かっちまいましょう、これを」
上条「ロープ?・・・まさか」
アニェーゼ「まさかです、一々待ち伏せを蹴散らしてたら日が明けちまいますから」
上条「はあ・・・仕方ないか」
アニェーゼ「じゃあ作戦決行です・・・明り、消しますよ」
上条「おう」
アニェーゼ「さあ、どうぞ?」
上条「な、何を!?何ですかこの衣擦れの音!!」
アニェーゼ「冗談ですよ、まだする気ないですから」
上条「まだ!?まだですと!?」
アニェーゼ「ほら、先に下りますから端っこしっかり持ってて下さい」
上条「はぁ・・・はいはい」
アニェーゼ「私、この作戦が終わったら上条さんに・・・言う事があるんです」
上条「駄目だそれ!その言い回し駄目だそれ!」
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