過去ログ - 吉野「あはっ、マコちゃんは女の子だから…」
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(長屋)
[sage]
2012/03/02(金) 04:51:03.15 ID:eKt+7ylAo
頬を撫でていた手が、すっと動いて、髪を掻き分ける。
「ふっ、はぁ……んっ……」
もう何をされようと、抵抗する気はなかった。ただ、与えられるものを受け入れ、その全てが快感であった。
「可愛い可愛い……私のマコちゃん」
耳元で愛を囁く。ただそれだけで、脳髄の奥まで快楽に犯されるかのような感覚に教われる。吐息混じりに囁きながら、少女は徐々にその身を寄せ、両手で頬と後頭部を抱くようにつつまれる。
少女は一度だけ耳元から顔を話し、淡いピンク色の唇を舐めて、艶かしく呟く。
「頑張ったマコちゃんに、今回だけご褒美……だよ」
そう囁いた直後、耳のなかを温かいナニかが這いずり回った。
「ふぁっ! あっ、ん――!!」
そのナニかはぬるぬると激しく這いずり回り、ぴちゃぴちゃと音を立てて、耳を犯していく。奥へ、手前へ、上下に、左右に。緩急をつけて、激しく、丁寧に。
その動きに合わせて、快感が全身をぞくぞくと駆け回る。気が付けば膝はがくがくと震え、もはや立っていることもままならず、その場に崩れ落ちる。それでも少女は、決して休息を与えてはくれない。
崩れ落ちた体をそのまま仰向けに押し倒し、覆い被さるようにして耳への愛撫を続ける。体勢が安定した分、より早く、激しく。
「ねぇ"マコちゃん"……可愛い声、もっと聞かせて?」
「――っ!! んあっ! あぁっ!! はぁんっ!!!」
目から涙をながし、口からは涎をたらし、全身を快楽に震わせる。両腕は無意識に少女を抱き寄せ、その体に腰を擦り付ける。心はただひたすらに、喘ぐ。
耳を犯される、ただそれだけのことで、理性も、常識も、良心も、何もかもが完全に崩れ去った。
「へぁっ! あっ、ん!! はぁぁ!!」
腰ががくがくと震える。白く濁ったなにかが、足の先から身体中をかけあがってくる。抱き寄せる腕に力がこもる、声の調子がひとつ上がる。
「いいよっマコちゃん……今日は、ご褒美だから……んっ」
そう囁いて、耳に優しく甘い吐息をかける。
その瞬間、心のなかで最後の枷が音を立てて外れた――
「――っ! んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁああ!!!」
全身を駆け回った白濁が、全ての快感と共に体から脈を立てて溢れでる。止まらない、脈動は激しさを増すばかりで、静まる気配を見せない。そして、その激しさに呼応するように、耳を這いずり回る動きも、さらに激しさを増す。
身体中の全ての感覚が快感にかわり、流れ出す。もはや呼吸もままならぬほどの白濁の快楽の海の底で、少女の存在だけを感じ、心にみちわたり、そしてそのまま意識は白く覆われ、薄れていき、おちていく――
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