9:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/26(金) 08:12:53.52 ID:zwZ7UovJ0
モナーが目を覚めるとそこは海だった。どうやら流されたらしい。と、そこにカエルの鳴き声がした。カエルの鳴き声がした方を向くと、そこには赤いトカゲがいた。モナーはその赤いトカゲに話をした。
「もしかして君が助けてくれたモナか?それなら感謝するモナ!」
冗談交じりに言葉を言うと赤いトカゲをくりくりした黒い目でずっとモナーの目を見つめ続けていた。そしてモナーはトカゲを持ってズボンのポケットに戻そうとすると、不思議なことに気がついた。トカゲの傷が治っている!そして辺りを見回すと蛙なんてどこにもいなかった。こいつ、いったい何者なんだ?と思い考えれば考えるうちに恐ろしくなったのでトカゲをポケットから取り出し海に投げた。もし戻ってきたら、全力で逃げよう。モナーはそう考え戻るのを待った。そして10分後に波に押し戻されてきた。
泡を吐きながら
モナーはごめんと一言いい、またズボンのポケットにそれをしまった。結局傷の件は強い自己再生能力で蛙の件はこいつの特技ってことにしよう。そうだ!こいつに名前をつけてやろう!
「今日からお前の名前はフロットだモナ!!蛙の鳴きまねが上手なフロット!!」
モナーは泡を吹いているフロットを持ち上げながら言った。海へは週末いつもいっていたからモナーには帰り道はわかっていた。時刻はすでに7時を過ぎている。と、そこで不思議なことに気がついた。足の痛みがすごく和らいでいる!嬉しかったがすこし背筋が寒くなった。だけど痛いものは痛かった。結局モナーは右足を引きずって帰らざるを得なかった。
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