過去ログ - 青髪ピアス「アルビノ病弱美少女きたーっ!!」一方通行「はァ?」
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6:>>1[sage]
2011/08/26(金) 18:51:43.40 ID:hZBHbtpSO
「痛い!痛いで!ツッコミにしてはちょっと力が入りすぎとる!」

「貴様がふざけた事言うのが悪いんでしょうが!
 ……でも確かにちょっと強すぎたかも」

以下略



7:>>1[sage]
2011/08/26(金) 18:53:13.91 ID:hZBHbtpSO
「冗談よ、冗談」

「ならええんやけど……。
 理由ってのはな、吹寄さんの席ってボクの席からは遠いやん?」

以下略



8:>>1[sage]
2011/08/26(金) 18:57:43.76 ID:hZBHbtpSO
「カ、カミやんならまた遅刻やで……」

「馬鹿っ!だ、だれがあんな奴の事なんか……でも、遅刻が多いのは気になるわね。
 私が迎えに行ってやるべきかしら」

以下略



9:>>1[sage]
2011/08/26(金) 18:58:50.81 ID:hZBHbtpSO
「その様子だと、貴様も知らないのね」

 ボクの様子に何か納得した様子の彼女は、空いている前の席に腰を下ろした。

「転校生やと!?」
以下略



10:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:00:00.72 ID:hZBHbtpSO
「分からへんで!もしかしたら深い事情を抱えてるのかも知れへんよ?」

「うーん、そうかしら」

「ところで……」
以下略



11:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:01:14.34 ID:hZBHbtpSO
「あ、先生が来たからこの話はまた後で」

その言葉を合図に、吹寄さんはしれっと話を切り上げて立ち上がる。

「え、ちょ、吹寄さん?そな殺生なぁ!」
以下略



12:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:03:03.28 ID:hZBHbtpSO
「しょうがないですね。
 上条ちゃんには後でスケスケみるみるをしてもらうとして、」

「カミやんばっかりずるい!」

以下略



13:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:04:57.44 ID:hZBHbtpSO
「実はこのクラスにまた転校生がやってくる事になったのです!
 そして喜べ野郎共、子猫ちゃん達はドンマイ!性別は女の子なのですよ!」

 途端に男共からは野太い歓声が上がり、女の子達からは憂いを含んだため息が聞こえる。
 小萌先生は両極端な反応に対して面白そうにクスクス笑うと、廊下へ向かって手招きをした。
以下略



14:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:05:55.55 ID:hZBHbtpSO
 そして、その数秒後。
 まず、扉の隙間からほっそりとした指先が見えた。

「この子は鈴科百合子ちゃんと言うのですよー」

以下略



15:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:06:51.57 ID:hZBHbtpSO
 次に思ったのは、赤。
 小萌先生の隣に立ち、ボクらを睨みつけるように見たその瞳の色。
 強い意思を秘めているのが分かる、燃えるような緋色。
 無機質な彼女のパーツの中で、唯一異彩を放つ色だった。

以下略



16:>>1[sage]
2011/08/26(金) 19:09:06.96 ID:hZBHbtpSO
 物語は非日常から始まる。

 ボクが得たのは他でも無い。
 この子がボクに「非日常」をもたらしてくれる存在になるという、確かな予感だった。

以下略



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