47:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[sage]
2011/08/28(日) 03:56:38.27 ID:7L728IKno
…………約束はやっぱり守らないといけない。
「じゃあ……」
私はさわちゃんの肩を掴んでそのまま押し倒した。
「私……、明日から生徒に戻る」
やっぱり、嘘は苦手だ。
私、何でこんなこと言ってるんだろう。
「だから今日だけ……、一緒にっ……一緒にいてもいい……?」
私の涙がさわちゃんの頬に落ちた。
上から見下ろしたさわちゃんはやっぱり綺麗だった。
さわちゃんは未だ泣き止まない私を抱き寄せ、あやすように髪を撫でてくれた。
「唯ちゃん……」
そして、さわちゃんはかけていた眼鏡を外して床に置いた。
この光景を私は今まで何度も見てきた。
だけど、それも今日で最後だ。
ねえ、さわちゃん。
明日、いつも通り笑えるかな。
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