106:1[saga]
2011/09/18(日) 08:52:49.99 ID:UN7svkXM0
マミは深いため息をついた。
気を取り直し、さやかと向かい合う。
「……まず美樹さん。今日のメインである、映画に間に合うように、という気持ちは分かるわ。
でもね、だからといって捨てるのはやり過ぎだと思うの。
映画なら一本遅れてもまだ観れるわ。そこまで慌てる必要は無いのよ」
「…うっ…」
「ははっ!そーらみろ!」
次にマミは杏子と向かい合う。
「次に佐倉さん。貴女の食べ物を大切に、という気持ちも分かるわ。
でもね、もう少し言い方というものがあると思うの。
どんな正論も、言葉使い一つで、ただの暴言に変わるのよ」
「…あいよ…」
「…ぷっ」
さやかが吹いた。杏子は、むっとした顔でさやかを睨む。
マミが手をパンッパンッと叩く。
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