123:1[saga]
2011/10/01(土) 20:34:14.74 ID:gq77mqsR0
「そう。まどかは犬を飼いたいのね。まどかさえよければ都合するわよ?」
ほむらは後ろからそっとまどかの肩に手を載せると、徐々に胸の方へと手を伸ばしていく。
しかしその手は、まどかの「めっ!」という言葉と共に叩かれ、払われてしまう。
杏子はポップコーンの容器をひっくり返し、底に残ったかすを口にする。
「ほむらが言うと、卑猥な意味にしか聞こえないよ」
さやかの言葉に、杏子を除く全員が笑った。
「……なあ」
これまで沈黙していた杏子が、突如口を開いた。
全員杏子へと振り返る。
「あんこあんこ、って連呼すんの、やめない?」
さやかが首を傾げる。
「え?どうしてさ。あんこちゃん可愛いじゃん。ね〜」
「そうだよキョーコ。あんこは可愛いんだよ」
「あれ?佐倉さん、もしかして苦手だった?」
「いや、そんなんじゃないんだがな……」
「こんなに可愛いのに、変なの」
さやかはそう言うと、パンフレットを開く。
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