131:1[saga]
2011/10/01(土) 20:42:07.18 ID:gq77mqsR0
ほむらはそう呟くと、足を止めた。まどかはそれに気づき、足を止め、振り返る。
「ねぇまどか。貴女、今幸せ?」
「え?うん。幸せだよ」
「家族や友人は大切?」
「うん。大切だよ」
「そう。ずっとこの幸せな日々を過ごしたいと思うのなら、大切な人達と一緒に居たいなら、
絶対に魔法少女になっちゃダメよ。そんなものにならなくても、貴女は素晴しい人間なのだから」
「…前にもそれ、わたしに聞いたよね」
「あら?そうだったかしら」
「うん。ほむらちゃんの転校初日に。
そんなに念を押すほどわたしって信用ないのかな?」
まどかは少し悲しそうな表情を浮かべる。
ほむらは慌てて、アタフタしながら弁解する。
「そ、そんなことないわ!私は貴女を信用してる!
さっきのはちょっと、言ったってことをド忘れした私のミスというか-----」
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