139:1[saga]
2011/10/01(土) 20:50:22.29 ID:gq77mqsR0
「キミは確か、敵の魔法少女に襲われたとき、暁美ほむらに助けられたらしいじゃないか。
その恩に報いたくはないかい?」
「……でも、ほむらちゃんはわたしが魔法少女にならなくていいように、って頑張ってくれてるのに…」
「だが、暁美ほむらが死んだらそれまでだ」
キュゥべえのその言葉に、まどかは息を呑んだ。
「どんな約束にせよ、それは相手が例え死んだとしても守らなきゃいけないものなのかい?」
「………」
「謝罪や罪滅ぼしは、生きてさえいれば、後でも出来る。
だけど、死んだら終わりさ。死者にはどんな言葉だって届きはしない」
まどかは机をドンッと叩く。
「ほむらちゃんは死なないって言ってるでしょ?!
わたしは信じてるもん!!」
キュゥべえはやれやれといったカンジに尻尾を振る。
601Res/385.53 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。