過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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173:1[saga]
2011/10/16(日) 11:49:56.63 ID:NT8qNy6V0


「ちぃ!」

 キリカの速度低下魔法が発動した。キリカを除く、全てのものの動きが遅くなる。
 キリカの出していた右足は、そのまま前へ出る踏み込みとなり、着地と同時に左膝を跳ね上げる。

「うっ!!」

 ゆまは腹に喰らってしまい、体がくの字に曲がる。

「もういっちょ!」

 キリカは左足が地に着くと同時に、右の蹴りを放とうとする。
 だがすぐに止めた。すぐさま左手で頭部をガードする。

 ブオッ!

   ドガッッ!!

 風を切る音と、まるでトラックが人を撥ねたかのような音が響き渡る。
 ゆまのハンマーが、キリカのガードした左腕の上から叩きつけられていた。

「くっ!」

 キリカは片足が浮いており、踏ん張ることができず、吹っ飛ばされた。
 ゆまは右手で、ハンマーの柄を短く握って振っていた。
 その動きは、腹部のダメージなど無いかのようだった。
 だが、小手先だけで当てただけの攻撃では致命傷にはならなかったようで、
 キリカはすぐさま体制を立て直した。




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