210:1[saga]
2011/10/23(日) 12:26:06.45 ID:P8hJTuya0
「……がはっ!」
織莉子が血を吐いた。
足から力が抜け、膝が崩れる。
「……ま……だ……」
それでも織莉子の目はまどかを追い、震える手で水晶玉を撃とうとする。
だが、その前にほむらによって後ろ襟を掴まれ、壁へと投げつけられる。
ドガンッ!と音をたてて背中から激突する。
「………ぁぁぁああ!!!」
織莉子は叫びながら、壁に寄りかかりつつも、尚も立とうとする。
ほむらは弾を撃ちつくした拳銃を捨て、盾の裏から新しい拳銃を取り出し、安全装置を解除すると、躊躇うことなく引き金を引いた。
次々と弾丸が発射され、織莉子の体を穿っていく。
織莉子の動きが完全に止まったところで、ほむらは織莉子のソウルジェムへ狙いを定め、引き金を引いた。
銃口から弾丸が爆音と共に螺旋状に回転しながら飛び出す。
そして、的確に織莉子のソウルジェムへと着弾した。
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