222:1[saga]
2011/10/30(日) 12:05:25.50 ID:vrMS+f+W0
二時間目が終わり、休み時間になると、
「ほ〜むらちゃん!」
ポンッと、まどかがほむらの肩を叩いた。
そしてそのまま肩揉みを始める。
「ま、まどか?」
「いいからいいから。今まで頑張ってくれたお礼だよ」
「……今まで? 何か、もう終わった、みたいな言い回しね」
「え〜? もう大丈夫じゃないの?
ほら、今朝のニュースでも流れてたし」
「……まだ、まどかを狙ってる輩がいるかも知れないわ」
「それは考えすぎじゃないかな? って、話が逸れちゃってるよ」
まどかは一つ咳払いをした。
「とにかく、すぐには返しきれないと思うけど、少しずつ返せたらな〜って」
「そんな、別にいいのに……。私は-----いえ、私達は、恩を売りたくて貴女を守ってたわけじゃないのよ」
「いいからいいから。ほら、ほむらちゃんの肩、すごい凝ってるよ。たまには力を抜いて休まないと」
「ん……そうよね。じゃあお願いしようかしら」
「任せてよ!」
まどかの手に力がこめられ、肩を揉みほぐしていった。
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