224:1[saga]
2011/10/30(日) 12:07:39.12 ID:vrMS+f+W0
そして昼休みになった。
屋上にてまどかとほむらはベンチに並んで座り、膝の上に弁当を広げる。
「あれ? さやかは?」
「さやかちゃんなら、マミさんに用事があるって言ってたよ。だから今日は、お昼は一緒できないんだって」
「そう。なら、私達だけでいただきましょ」
そう言ってほむらは、コンビニの袋からサンドイッチを取り出す。
まどかは弁当の蓋を開ける。
その弁当は、いつも使用しているものより大きく、そしていつもより多く入っていた。
「あら? まどか、今日はいつものお弁当箱ではないのね」
「うん。昨日洗うのを忘れちゃっててね。
おまけに時間も無かったから、パパが、しょうがないからこっちのお弁当箱を使いなさい、って」
「そうなの。でも、貴女には少し、その、量が多くないかしら」
「う〜ん、そうだね、ちょっと、全部は食べきれないかな。
……そうだ! ほむらちゃん、ちょっと食べてくれない?」
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