過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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234:1[saga]
2011/10/30(日) 12:17:31.23 ID:vrMS+f+W0

 まどかが立ち上がる。

「そろそろ行こっか。早くしないと先生が来ちゃうよ」

「ええそうね。急ぎましょ」

 まどかとほむらは校舎の中へ入っていく。
 廊下の途中、

「あ、ほむらちゃん。今日の放課後、時間ある?見せたいものがあるんだ」

 前を歩いていたまどかはほむらに振り返り、そう言った。

「ええ、大丈夫だけど……見せたいものって?」

「それはその時までナイショだよ!」

 ほむらは考える。
 まどかは一体何を見せてくれるのだろうか。
 -----もしかしたら、見せたいものがあるというのは、ただの口実なのではないか。
 ひょっとして、どこかに連れて行く気ではないだろうか。
 例えば、-----そう、まどかの家に連れ込まれて、今日誰もいないんだ、なんて言いながら突如服を脱ぎ出したりしないだろうか。

 見てもらいたいものは、わたしだよ。何も着飾ってない姿を、ほむらちゃんだけに見てもらいたいんだ、なんて。
 もしそうなったなら、取るべき行動は一つしかないだろう。
 ……とりあえず、ゴムは使用した方がいいのだろうか?
 途中、どこか薬局もしくはコンビニによって、買うべきだろうか。

「てへへ、きっとほむらちゃん、驚くよ〜」 

「そう。何を見せてくれるのか、楽しみにしているわ」



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