253:1[saga]
2011/11/13(日) 09:45:29.62 ID:H8PIVQQB0
「でも、それを見越しての、この計画でしょ?
まず暁美さんの機嫌を取って、それから契約の話を切り出す、っていう」
「そうでしたね。ほむらってまどかに甘そうだし、機嫌しだいでは笑って許しそうだよね、って話でしたよね」
「そうよ。本来なら引き続き暁美さんに上機嫌になってもらう為に、放課後鹿目さんと一緒に喫茶店に行ったり、ゲームセンターへ行ったり、夕食も食べてもらう予定だったわ。
でも、やっぱり、機嫌が良かったとしても、多少なりともは怒るでしょうね。
だけど、その度合いは確実に違うはずよ。何もしないよりはいいわ。
……どうしたの、美樹さん。貴女もこの計画にノリノリだったじゃない」
「いやあ、いざ目の前となると、これで本当にいいのかな、って思っちゃったんです。
軽く考えすぎてないか、何かを見落としてるんじゃないか、とか」
「考えすぎじゃない? -----というか、私達が議論しても仕方ないわよ。
これは、鹿目さん自身が決めたことなんだから」
そう。この計画は、まどかがさやかとマミに頼んで考えられたものであった。
まどかは当初杏子とゆまにも連絡しようと考えていたが、二人はケータイを持たないため、連絡することが出来なかった。
仕方なく二人を除いたまどか、さやか、マミが話し合い、この計画-----計画と呼べるほどのものでもないが-----を思いついたのだ。
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