過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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266:1[saga]
2011/11/13(日) 09:58:04.25 ID:H8PIVQQB0

 さやかの非難の言葉も意に介さず、ほむらはまどかの姿を見るや、まどかの肩をつかむ。

「ま、ま、まどか、そ、その、け、け、け、けい、けいや、-----」

「うん。したよ。
 ごめんね、ほむらちゃんに何の相談もなくて……」

「…………そう……。夢、じゃなかったのね……」

 試しにほむらは自分の頬を抓ってみた。
 痛い。
 夢じゃない。
 紛れも無い現実だ。

 ほむらは思った。
 これは、罰だ。
 もし神様がいるとしたら、目的を達成していないのにもかかわらずに油断した、私に与えた罰だ。
 畜生! 私は、何て無様なんだ。
 これは完全な、私の不注意だ。
 こんな様では、今まで出会った、さまざまな時間軸のまどかに申し訳が立たないではないか。



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