過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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296:1[saga]
2011/11/20(日) 10:51:11.82 ID:uM86iaGn0

「いえ、やはり私も参加するわ」

 その言葉に、マミは若干驚いたような表情になった。

「……なによ、私が断ると思ってたの?」

「正直に言うと、そう思ってたわ」

「なら、なんで誘うのよ……」

「あら、意外に呑み込みが悪いのね。
 ここは、『たとえ断っても、強引に連れて行く手段が用意されているのでは?』と推理する場面でしょ?」

 そう言うと、マミはほむらの後ろを指差す。
 ほむらが振り向くとそこには、荒縄を持つさやかと、一回結んで瘤をつくったスカーフを持つまどかがいた。

「ちゃんと貴女の嗜好に合わせたかったのだけれど、さすがにボールギャグは用意できなかったわ」

「貴女は、私を一体何だと思っているのよ……」

 ほむらは、とても深いため息をついた。



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