327:1[saga]
2011/11/27(日) 10:47:59.01 ID:RaOEvMPQ0
ビルの屋上に立ったまどかは、ワルプルギスの夜を正面に見据えると、弓を構え、弦を限界まで引き、ありったけの魔力を込めて撃ち放つ。
矢はワルプルギスの夜の中心に命中し、大穴を開ける。そして、その穴から外側に向かって徐々に崩壊していき、やがて完全に消滅した。
ワルプルギスの夜の崩壊を見届けたまどかは、急ぎほむらのもとへと駆る。
「ほむらちゃん! 私、やったよ!!」
到着するころには、ゆまによるほむらの治療は終わっていた。
ほむらはまどかに微笑みかけ、
「流石ね、まどか」
と、然もまどかならば倒すのは当然であるかのように言った。
街への被害といえるものは、ほむらが使用した武器の余波とワルプルギスの夜の数度の攻撃が主であった。
建物が数棟だけ、人的被害はゼロと、それほど大きな被害も無く、ワルプルギスの夜は終わりを迎えた。
避難指示も早々に解除され、夕方には既に街には日常が戻っていた。
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