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2011/09/03(土) 16:14:49.13 ID:GwxAzmJI0
言い終わると同時にほむらは踵を返し歩き出す。
だがその歩みはすぐに止まった。
そして疑問に思う生存者の目の前でスッ、と姿が消えた。
次の瞬間、それまでほむらがいた空間に、巨大で歪なネコの頭部のようなものが激突していた。
おそらく魔女の一部だろう。
「あっれ〜?どこいっちゃったのかな?」
魔女の残骸の上に黒い服の魔法少女が、キリカが着地する。
残骸を投げつけ、避けたところを切り刻むつもりだったようだ。
キリカは周囲を見渡し、ほむらの姿を探す。
「どこにも居ないや。もうどっか逃げちゃったかな?足の速いことで」
キリカは残骸から降りると、生存者達へと歩を進める。
「ま、いいけどね。えっと、あれだ。些細なことだ。
標的はすぐ目の前。まったくもって楽な仕事だよ。
『私が着くまで待て』って、織莉子は何を心配してたんだか。
今織莉子が進めてる計画って要は標的をヤツから隠し、その間に[ピーーー]ためのものだろう?
今ここで殺しちゃえば目標達成任務完了!ってね!」
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