過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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35:1
2011/09/03(土) 16:17:30.96 ID:GwxAzmJI0

「………え?」

 しかしキリカの爪はまどかにも結界にも届いていなかった。
 キリカは自分の右腕を見る。肘から先が無くなっていた。
 それを認識して数瞬後、遅れて痛みが襲った。

「ッッうぅ!!」
 
 キリカは右腕をおさえてうずくまる。

 ジャコンッ!

 いつの間にかキリカから少し離れた右横に、ポンプアクション式の散弾銃を持ったほむらが立っていた。
 ほむらはスライドを前後させて装弾すると、銃口をキリカに向ける。

「くそっ!消えたり現れたり、一体どんな魔法だ!」

「まったく、躾がなってないわね。美国織莉子は何をしているのかしら」

「ッ!!織莉子を知っているのか?!」

「ええ、知ってるわ。貴女達の持つ魔法がどんなものなのかもね」
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