過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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368:1[saga]
2011/12/11(日) 11:10:35.12 ID:e+HHFXwS0

「あー……。それはまた難しそうだねぇ。
 ほら、まどかは一回ほむらのとの約束破ってるじゃん。
 負い目も感じてるだろうし、きっと、今度こそは絶対約束を守るぞ! なんて思ってるだろうなぁ。
 ----もう、あんなほむらは見たくないだろうし……」

「あんな、って、どんなだ?」

「もう、すっごい取り乱しちゃってさ。
 まどかに、何で契約したの、って叫びながら肩を揺さぶったり、
 まどかの目の前に自分のソウルジェムを置いて壊してくれって言ったり、銃を取り出して撃とうとしたり----」

 杏子は眉を顰める。箸が完全に止まった。

 「----そん時のほむらの様子を見ちゃったら、ほむらがいかに約束ってものを大切にしてるか、痛いほどに分かっちゃったからねぇ。
 まあ、何でソウルジェムを壊そうとしたかは、あたしには未だによく分かんないんだけどね。
 アンタは何でか分かる?」

 杏子にはその理由が分かった。
 だが、ほむらは自殺しようとしていたなどと言えるわけも無く、

「……いや、あたしにも分かんないな」

 と答えた。
 さやかはしばらく杏子の目を見つめた後、

「そっか……」

 とだけ返した。




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