過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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40:1
2011/09/03(土) 16:24:18.66 ID:GwxAzmJI0

「まどかぁぁ!!!」

 ほむらは盾を起動させて時間を停止する。まどかに駆け寄って気がつく。
 まどかの背後には一般人。とても全員を逃がすことはできない。
 ほむらは拳を強く握り締め、覚悟を決める。
 可能な限り強固な防御結界を張り、ほむら自身はまどかを抱きかかえ、来る衝撃に備える。

 時間が動き出す。
 結界に阻まれ織莉子の攻撃威力は低下した。
 しかしそれでも、ほむらの全身数箇所にハンマーで叩かれたような衝撃が加わった。

「っああ!!」

 状況が一変してしまった。

 辺り一面にキリカの速度低下が効き、且つ予知能力を持つ織莉子に、ほむらの攻撃は当たりづらい。
 そして織莉子はほむらを無視してまどかを殺しにくるだろう。
 こいつらにとって大事なことはまどかを[ピーーー]ことであり、他の生死はどうでもいいのだ。
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