481:1[saga]
2012/01/29(日) 12:01:16.84 ID:6kqct4zw0
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その日の夕方。
まどかは街を巡回しながら考え事をしていた。
『----最後の時までするべきことをして----』
詢子の言葉が、頭から離れない。
思い起こされるたびに、自分のするべきこととは何かを考える。
真っ先に浮かんだのは、魔女や使い魔を狩ること。
これは間違いないはず。
何故なら、このために魔法少女になったのだから。
だがそう考えるたびに違和感が込みあがってくる。
もしかしたら違うんじゃないか。もっと別の答えがあるんじゃないか。
そう考え、また思考するのだが、結局同じ結論に行き着く。
そうして延々と同じことを考える、思考のループに嵌っていた。
----そうだ!
この時まどかに、思考のループを脱しそうな天啓が降りてきた。
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