過去ログ - ほむら「…まるで犬のようね」
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58:1[saga]
2011/09/10(土) 16:58:23.64 ID:QHjvi9XB0

「…そいつは、鹿目まどかは、近い将来世界を破滅させるのです。
 今のうちに消さないと、大変なことになります」

「はぁ?バカかテメエは。あんなフツーの奴が、どうやって世界滅ぼすってんだよ」

 織莉子は一瞬ほむらを見た。

「……今の貴女には、何を言っても理解できないでしょうね」

「はあ?!バカにしてんのか!」

 杏子の左足が二足分前へ出た。いつの間にか左足はつま先立ちではなく、べた足になっていた。
 
「あの子に教えてもらいなさい。
 今は何も答えてくれないでしょうけど、いずれ時がくれば全て話してくれるわ」

 織莉子はほむらを指差した。杏子は目を向けず、視線を織莉子から逸らさない。
 視線を向けずともほむらを指していることは分かっていた。

「へいへい、ご忠告どうもありがと、ね!!」


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