過去ログ - 上条「安価で物語進める」 20
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755: ◆ES7MYZVXRs[saga]
2011/09/01(木) 21:41:47.37 ID:g7NVOL28o

エリザリーナ「また大雑把な質問ね。じゃあこちらも大雑把に話すわね」

エリザリーナ「まず、今起きている第三次世界大戦はローマ正教と学園都市の争いから始まった。
       だけど、本当はローマ正教に属するたった一人の人間の思惑によって引き起こされたものなの」

美琴「そいつは……?」

エリザリーナ「右方のフィアンマ」

美琴「フィアンマって……!! アイツ…………!!!」

エリザリーナ「あら、知っているの? でもそれなら話は早いわね。あの男の強さはもう分かっているでしょう?」

美琴「………………」

エリザリーナ「あの男の目的は正確には分からない。でも、あの上空に浮かぶ『ベツレヘムの星』や大天使は全て、その目的のための過程にすぎない。私はそう思っているわ」

美琴(そしておそらく当麻は、そいつを止めるために戦ってる…………)

美琴「ねぇ、あのベツレヘムの星? ってどんどん上昇してるみたいなんだけど、酸素とか気温とかの問題は大丈夫なんでしょうね?」

エリザリーナ「えぇ。アレの周辺は地上と変わらない状態が保たれているはずよ」

美琴(じゃあ、あそこに居てそのまま死んじゃうって心配はなさそうね……)

美琴「見た感じ、アレはこんな形状をしているわよね? フィアンマはどこら辺にいるの?」カキカキ

エリザリーナ「――おそらくはここ。魔術的な視点から見ると、ここが最も儀式に向いてるわ」

美琴「――そっ。ありがと」スッ

エリザリーナ「何をする気……? まさかあそこに行くつもりじゃ……」

美琴「当たり前でしょ」

エリザリーナ「なっ、止めなさい!! あそこの近くには大天使が居る!! 狙い打ちにされるわ!!」

美琴「あの大天使ってのはそんなに強いわけ?」

エリザリーナ「えぇ、その気になれば世界を滅ぼすことだってできる存在よ!!」

美琴「――――はぁ。まったく、あのバカはそんな敵と戦っちゃってるわけか」

エリザリーナ「……?」

美琴「でも、それがアイツの意思なら私は全力で手伝う。例え相手が大天使とやらでもね」



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