132:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/02/21(火) 21:42:57.32 ID:2rjOf9RI0
少女(やっぱり……ぬるい)
少女(周りの人間が……仕事の仲間が使えない、遅すぎる)
少女(…足手まといと仕事するのは、疲れるな)
傭兵「なあ、お前も食うか?」
少女「……?え?」
男はむしゃむしゃと、良い音を立てて何かを咀嚼している。
肝心の“何か”がわからない。
傭兵「これだよ、コレ…さっき採ったやつだがな、ほらよ」ポイッ
少女「?」パシッ
手に収まったのは、小ぶりな赤い果実。
傭兵「腹減ってんだろ?なに、全員分あるんだ、遠慮せず食え!はっはっはっ!」
少女(……リンゴ…)
彼女の表情は、フルーツを見るものとは思えないくらい静かにひきつっていた。
777Res/365.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。