167:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/03/14(水) 19:24:55.29 ID:tnN7Mmgs0
傭兵「おいおい、俺らはチームなんだぞ、あまり軽率な行動は慎んでもらえないか?」
「……すみません」
「だって……なぁ?」
少女「……」
言い訳がましい傭兵たち。命の次に心配するのは報酬の減額。
呆れたものだが、彼には収穫があった。
傭兵「だって、じゃないだろう、危うく俺らは死ぬところだったんだぞ」
「・・・」
沈黙。
傭兵「もしもあれが魔獣ではなく盗賊だったならば、本当に死んでいたかもしれない」
傭兵「いかなる犠牲を払ってでも遂行するのが任務だ、それには同意しよう」
傭兵「だが軽々と仲間を捨てては、そもそもチームの意味が……」
少女「もういいわ」
痺れを切らした少女によって説教は終わる。
傭兵「いや……だが、」
少女「任務最優先、私も、それには同意する」
傭兵「しかしだな」
少女「先を急ぎましょう……説教は任務を終えてから、ギルドでして」
777Res/365.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。