202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/06(金) 18:29:28.25 ID:TvFVhfAN0
村人「じゃ、俺は出かけてくるからな」
小さい綿のポーチをベルトの上から括りつけ、剣を腰に携える。完璧だ。
服は上から下まで秋風味の自然色。
この村独特の地味な染め方だが、灰色だか茶色だか赤だかわからない染め色は、汚れをうまく隠してくれるので気に入っている。
村女「ええ、行ってらっしゃい…気をつけてね?」
村人「……」
何こいつは呑気に手なんぞ振ってやがる。
村女「……?な、なによ」
村人「いや……」
村人「お前、ここは俺の家だからな」
村女「あ」
コントはもういいからさっさと出よう。
疲れる疲れる。これから下山して、ただでさえ疲れるというのに。
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