208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/10(火) 19:10:07.48 ID:9lF7rWIo0
??(……あの男か)
歩きながらなんともないことを考える。
すると、細い道の上に人影が見えてきた。
この辺では珍しい旅人だろうか。
村人「あーもうなんかこう、楽して金を稼ぐ方法とかねーかな)
村人「家で寝てるだけで、ちょっとずつで良いから金がたまったり……」
??「少年、若いうちの苦労は買ってでもするべきだぞ」
村人「……へえ」
歩いているうちに、道の向こうの男と鉢合わせた。
男は動こうとしていない。
男「若い時の苦悩や経験は、未来を生きるための明るい知恵となる」
村人「はぁー……で、お前は誰よ」
男「いや、突然すまない」
三枚重ねの黒いケープの胸元の中から、何かをまさぐる。
男「私はとあるギルドの者だ、今回は、君に用件があってやってきた」
村人「……ギルド?」
男「そうだ、ギルド……まさかギルドを知らないのか?」
村人「知ってるさ、なんでも屋だろ?」
男「私の所は限定的ではあるがそんなものだ、知っているならば話は早い」
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