230:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/04/20(金) 19:31:18.98 ID:+d0P4cKf0
【別れ街 入り口前の林の中】
少女「……どういう意味?」
傭兵「言ったとおりだ、この木箱はお前に託す」
少女「……?」
傭兵「いや、突然ですまないが……これはそういう指示なんだ」
傭兵「たとえばこの物々しい木箱、これを10人の傭兵が運んでいる……」
少女「……」
傭兵「もしもそれを盗賊が見ていたら、どう思う?」
少女「……盗賊は、10人もの傭兵が守っている荷物は狙わない、それに町にいるとは限らない」
傭兵「そうだな、確かに10人も警備いるんだ……大抵の引け腰な盗賊は狙わないだろう、町にいるかもわからん」
傭兵「だが10人で歩いていれば目立つ、それは確かだ」
少女「用心深い」
傭兵(……俺だってそう思うさ)
777Res/365.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。