255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/05/02(水) 19:54:34.76 ID:b/ZWV7Sa0
少女「……!」
人だかりを抜けた先には、もうひとつの人だかりが立ちはだかっていた。
「ギルド責任者はどこだ!早く出せ!」
「今回の事件の真相は!?何故この町の銀行を奴らが襲った!」
「銀行の警備が甘すぎたんじゃないのか!?どうなんだ!」
少女(……なんてこと、ギルド支部も銀行と同じくらい混雑しているなんて……)
少女(それに、盗賊がいる……?つまりこの町は危険ということ?)
少女(何故こんな小さな町を?いえ、それよりも荷物……これをどうすれば)
少女(この状態のギルドに預けても大丈夫なの?これを保管する能力がここにあるの……?)
少女(どうするべき……?銀行?ギルド?どちらも危険……まだ盗賊がいるかも)
少女(……そうだ)
少女(……しばらく宿に泊まれば良い……ほとぼりがさめるまでは宿に泊まって、それから後日、荷物を預ければいい)
少女(幸いギルド側からは1日遅れてもいいと言われている……なら、大丈夫……)
少女(……それにしても、まずはギルドからの指示を仰ぐべき……?いえ、でも元々銀行に預ける任務、ここの支部のギルドが荷物を保障するかどうかなんて)
「ぐぁああああああ!」
少女「!!?」
遠くで小さな叫び声が聞こえた。
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