364:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/06/13(水) 19:10:02.98 ID:Nwz+Zfx10
村人「ほいさァッ!」
剣先が盗賊のアームナイフの胴に衝突した。
敵の得物は腕ごと後退を余儀なくされ、こちらに攻め手の番が回る。
『くっ!っそ、また弾かれ…!』
村人「ナイフと剣、どっちが勝つかなんて目に見えてんぜ!“コメット”!」
胴体めがけて突きを繰り出す。
だが剣は、機人ならではの“刃物を掴む”という荒技によって捉えられた。
『ケッ、ただの突き……俺らの体は機械だぜ?こんな刃、両手で受け止めちまえばなんてこと……』
村人「へえ?」
剣を覆っていた水分が凍てつき、氷の結晶が巨大化する。
ぱきぱきと音を立てて成長する剣の氷は、掴む盗賊の手も飲みこんだ。
『な……!?』
村人「“コメット”は水の突き……突くと同時に、水は氷になる」
『う、腕が動かねえ……!?固められた!?』
村人「“プロミネンス”!」
凍結を裏切り、剣が高熱を発する。
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