41:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/06(火) 21:35:17.76 ID:5SWnLF7F0
白い影「…すまない」
魔術師「…はい?なにがですか?」
暗い路地裏でのふたりの会話は、小声だった。
白い影「あの時…いや、もっと早くに学園を出てさえいれば…」
魔術師「…あなたのせいじゃありませんよ」
白い影「私の決断が早ければこんなことには…」
魔術師「あなたに落ち度はなかった」
歯ぎしりする白の者に対して、彼女は静かに、しかし力強く言って見せる。
白い影「…そうかな」
魔術師「はい♪」
白い影「…ありがとう、レイチェルの優しさには随分助けられるな」
元気を取り戻したように微笑むと、そのお返しとばかりに彼女の頭に手を起き、そっと撫でる。
魔術師「えへへ♪」
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