45:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/06(火) 21:53:17.03 ID:5SWnLF7F0
黒い男「これだけで終わると思ったか?」
黒い男「終わらせるものか、終わりは…エンドは、お前らのエンドだッ!」
緩慢とした動きで男は少女へ歩みよる。
情けない事に、白い衣の者はあまりにも突然すぎる事態と光景に動けないでいた。
魔術師「く…!早く…詠唱しなきゃ…ゴぼッ…!」
血を含んだ嫌な咳が出た。
折れた肋骨が肺に傷を付けたか。
黒い男「させるかッ!」
詠唱できようができまいが関係ない。男は“何かしようとする相手”を許さなかった。
姿勢を屈め、地を蹴り一気に彼女との距離を詰める。
魔術師「!」
黒い男「イェア!」
黒い風体の男は、とにかく早かった。
彼女に反応する暇などは与えられない。
その嵐のような拳をよける猶予も。
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