55:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/08(木) 20:41:07.26 ID:Ca1my84n0
依頼の貼りだされた横長の掲示板を左から右へ、小さく横に摺りながら流し見る。
そのたびに青い髪と、それをまとめる赤いリボンが小さく揺れる。
ギルドにはあまり似つかわしくない少女の姿だった。
“暗殺者討伐任務”
少女(……!)
無感情だった目が一瞬わずかであるが期待に見開いたが、
“・・・請負済み”
少女「……」ショボーン
すぐにうなだれた。
いつも以上に賑わう首都のギルド内。
小さな傭兵の少女には、いつもであれば3行ほどの用紙の列を見回せばあるはずの、やりたい仕事が見つけられなかった。
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