566:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/09/03(月) 19:57:25.83 ID:ECEBcieX0
少女「……重かったら私の方に分けていいから、大丈夫よ」
村人「!」
体全身がぴくりと硬直した。この感覚はまさにあれだ。
村の小僧に喧嘩を売られたときの、一瞬の血流の加速だ。
村人「……いいや」
少女「?」
村人「こんな軽装備、全っ然いけるから」
少女「え?でもさっき……」
村人「ジョークだ、お前が片手で持てて俺の双肩が背負えないはずがない、カンテラだ?バッチこいだクソったれ」
乱暴に荷物を奪い、背に乗せる。
型に食い込む布の面積が広いだけ、良しとしよう。
少女「そう……」
村人「おうよ」
少女(……私はそういう体質だから、気にしなくてもいいのに)
村人(俺がこんなチビより腕が弱いわけがないだろうが……仮にそうだとしても、認めたくはないぜ)
777Res/365.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。