645:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/10/15(月) 18:59:16.72 ID:3jgvQ1Xi0
少女「村人!」
幼い喉に歳不相応の付加がかかる。
少女「私も自分の信念は曲げられない!」
少女「あなたを護ると契約した……けど、」
少女「私の信念は……」
その信念からはあまりにも。
だからこそ、自分の引き金とはいえ、不本意な結末に歯噛みをするしかなかった。
少女「早いけど……ここでお別れ」
少女「勝手な言い方かもしれないけれど、私は村人、あなたを見損なった」
少女「……いえ、やっぱり勝手……私のわがまま、それだけだもの」
少女「さようなら」
別れを告げた後は、少女は未練も後悔も反省も、全てを今から切り取っていた。
いくつもの過酷な狩猟を潜り抜け続けた凛とした目は、まっすぐ林の奥へ向いている。
少女(助ける!誰かはわからない、そこに何があるかはわからない)
少女(それでも私はあなたとは違う、私は手の届く全てを助ける!)
777Res/365.21 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。