656:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/10/19(金) 19:39:59.69 ID:Qtudy0Kz0
少女(相手は竜!この悪名高い“斬竜”の最も強い武器は、刃のついたその鋭い“腕”!)
少女(けど竜は竜、牙も立派な武器になる!)
少女(顎が若干退化しているとはいえ、噛みつかれれば致命傷……!)
少女(いつまでも鍔競り合いしてはいられない、強引に受け流す!)
上から体重をかけつつ左右から狭めてくる腕の刃。
持ち前の身体の小ささを利用し、姿勢を低くすることによって、竜の捕縛から一気に脱出する。
目にも留まらぬ速さで竜の足元を飛び抜け、去り際に剣先で脚を掠める。
竜「おぅごおおおオオン!」
前傾に土を抉るように倒れ込んだ竜が野太い悲鳴をあげる。
脚につけた傷は出血もわずかで、大したダメージもないようだ。
少女(……刃こぼれはしていない、さすが高級品)
あれほどの体重がかけられていても、ナイフは歪まず、刃は光っていないようである。
竜「ぉ……ォオおおぉン!」
少女(……また来る)
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