674:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2012/10/30(火) 19:18:12.80 ID:FjxE9a5+0
農民「く、血が……」
少女「!そうだ、早く介抱しないと……」
村人「あんくらいで死にやしねぇ」
少女「……かもしれないけど、油断はできない出血量よ」
村人「手当てする暇は無いぞ」
なんてったって、目の前には殺気立った竜。
背中を見せようもんなら、竜の生態なんざこれっぽっちも知らねえが、問答無用で音も無く襲い掛かってくるに違いない。
少女「誰か一人が介抱、もう一人が戦う」
村人「俺は不慣れな治療はしたくはねえし、一人で戦いたくはない」
少女「そう、じゃあやっぱり二人で戦うしかないわね」
少女は短剣を一本構える。
村人「おう、行くぜ」
俺は適当に握り、一歩前に踏み出す。
竜「!」
斬竜は頭が良いらしい。俺がまた何かよからぬ魔術を使うんじゃないかと警戒し、手で顔を覆った。
だがそれじゃあダメだ。それじゃあ人間並みの「頭が良い」には程遠いぜ。
村人「“デブリ”!」
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