752:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga]
2013/01/19(土) 22:53:11.29 ID:TCkAR4EZ0
村人「そいつの家と俺の家が近くにあったってのもあるけどな、なんとなくウマが合うんだ」
少女「……どんな風に」
村人「一緒になって悪戯をするような……悪友っつーのかな」
少女「……」
教師、長老、同い年の友達から年上の奴らにまで、分け隔てなく悪さをしたもんだ。
あいつは魔術を使って金属棒を生み出し、チョークの束に巧妙に偽装して混ぜ込んだりしていたな。
村人「主な実行犯は俺だったから、悪戯がバレたらほとんどが俺の責任になってたけどな、あいつは責任を避けるのが上手かった」
少女「悪友ね」
こってり怒られた後、あいつはそんな俺に励ましているんだか、バカにしているんだかわからない笑顔で迎えてくれる。
共犯者の痛み分けとしてくれてやるのは、軽い肘打ちだった。
村人「でもまぁ」
村人「なかなか楽しい奴だったよ」
少女「……」
村人「星座の話や……宝石の話、色々したなぁ」
少女「……」
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