76:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga]
2011/09/23(金) 00:02:47.05 ID:KGjiVThn0
灯りに透かせば輝く黄金色。
浮かぶ紋様。
昨日の晩はずっと眺めていたが、朝起きてみれば感動は再び溢れかえる。
一週間はこの石を眺めるだけでも過ごせそうだ。
村人「…形は良い…艶も良い…」
村人「何よりもこの色だな、この神秘的な着色は普通のコハクでは出ない…」
すっかり琥珀に魅了されている時に限って、無粋な奴は扉を開けて入って来る。
村女「おじゃましまーす…あら、いたんだ」
村人「人の家の扉くらいノックしろ」
村女「ならカギくらい掛ければ良いじゃない…おじゃまするわね」
鍵がかかってなければ入って来るのかこの女は。
村女「…なんだ、まだそれ見てたの」
村人「つまらなそうに言うな、こりゃ相当に上等な代物だ」
村女「ふーん・・・ま、少しは綺麗だけどね」
村人「やらねーぞ」
村女「いらないわよ」
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