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2011/08/29(月) 11:02:49.55 ID:V5BGlZ2DO
大司教「何故彼が異例の出世を成し遂げられたか分かるか?」モミモミ
大司教「それは、彼の実家が実に多くの寄進をしてくれたからなのだよ?」スリスリ
大司教「我々に対する個人的な寄進から女の世話までな」ヌリュヌリュ
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2011/08/29(月) 11:08:04.43 ID:V5BGlZ2DO
大司教「もちろん皆口止めしてるから副司祭はその事を理解していない。それとも、母や姉、妹に至る家族や一族の犠牲など気にも留めないかな?」ククッ…
女僧侶「あなたと言う人は……」ギリッ…
大司教「口を慎みたまえ。奴の地位など私の気まぐれ一つで牢送りだ」
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2011/08/29(月) 11:21:43.86 ID:V5BGlZ2DO
大司教「それで、どうするね君は……」ジィ…
女僧侶「……私は、私は――――――」
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2011/08/29(月) 11:25:47.73 ID:V5BGlZ2DO
大司教「まあ、一から仕込めるというのも悪くはないが……」モミモミ
女僧侶「あ、あの、銀貨って……」
大司教「ああ、あの染みったれた剣士の事だ。全く、魔王討伐なぞ儂には何の関係もなかったのに金をせびりおってからに」ペロペロ…
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2011/08/29(月) 11:30:32.84 ID:V5BGlZ2DO
女僧侶(あなたが私と旅をして、あんなに命掛けで守ってくれたのはお金のためだったのですか)
女僧侶(あの時、二人で苦難に立ち向かったのはたった10枚の銀貨のためだったのですか)
大司教「ほら、ベッドに手をついて腰をむけろ」
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2011/08/29(月) 11:35:43.04 ID:V5BGlZ2DO
―――――夕暮れ、王宮
トントン
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2011/08/29(月) 11:38:28.73 ID:V5BGlZ2DO
侍女「……そろそろ勇者殿も到着されますので……」
姫「勇者様が……?」
姫「……分かりました。身支度を整えて参ります……」
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2011/08/29(月) 11:43:37.85 ID:V5BGlZ2DO
姫「……会いたい」
姫「ほんの少ししか離れてないのに、凄く会いたい」
姫「……でも、あの男に汚されてしまった私を見てどう思うでしょうか……?」
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2011/08/29(月) 11:47:55.18 ID:V5BGlZ2DO
――――晩餐会
ワイワイ、ガヤガヤ…
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2011/08/29(月) 11:51:19.65 ID:V5BGlZ2DO
姫「……あの人だかりは?」
公女「あの、勇者様。もっとお話をお聞かせ下さいっ」
公女2「魔王との胸をすく様な戦い、本当に素晴らしいですっ」
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