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2011/08/29(月) 11:35:43.04 ID:V5BGlZ2DO
―――――夕暮れ、王宮
トントン
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2011/08/29(月) 11:38:28.73 ID:V5BGlZ2DO
侍女「……そろそろ勇者殿も到着されますので……」
姫「勇者様が……?」
姫「……分かりました。身支度を整えて参ります……」
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2011/08/29(月) 11:43:37.85 ID:V5BGlZ2DO
姫「……会いたい」
姫「ほんの少ししか離れてないのに、凄く会いたい」
姫「……でも、あの男に汚されてしまった私を見てどう思うでしょうか……?」
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2011/08/29(月) 11:47:55.18 ID:V5BGlZ2DO
――――晩餐会
ワイワイ、ガヤガヤ…
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2011/08/29(月) 11:51:19.65 ID:V5BGlZ2DO
姫「……あの人だかりは?」
公女「あの、勇者様。もっとお話をお聞かせ下さいっ」
公女2「魔王との胸をすく様な戦い、本当に素晴らしいですっ」
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2011/08/29(月) 11:54:04.91 ID:V5BGlZ2DO
姫「あ、あの、少し前を……」
「あれ、貴方は王女ではありませんか!?調度いま探していたのですよ」
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2011/08/29(月) 11:58:17.14 ID:V5BGlZ2DO
「いやだなあ、私の顔をお忘れですか?」ニコニコ
姫「お、お久しぶりです公子。して、勇者様は何処に……」
公子「全く冗談がお好きで。私とのあの戦いの日々をお忘れで?」グイッ
50:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
2011/08/29(月) 12:02:12.00 ID:V5BGlZ2DO
女官「ねぇねぇ、勇者様が王女を抱きしめてる〜」キャーッ
女官2「あれじゃ、王子も形無しよね〜」ウンウン
姫「あ、あの、これは一体……」
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2011/08/29(月) 12:06:53.74 ID:V5BGlZ2DO
王子「この方は私の妻となる方だ。幾ら救世の英雄とは言え無礼が過ぎるのでは?」ズイッ
公子「これは失礼を。しかし、水は何時までも同じところに留まるとは限りませんよ?」ニコッ
王子「ふんっ」
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2011/08/29(月) 12:14:52.24 ID:V5BGlZ2DO
――――――――
姫「父上、少しよろしいですか?」
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2011/08/29(月) 12:19:49.82 ID:V5BGlZ2DO
姫「……父上」
王「……何だ」ブスッ
姫「何故、勇者様の替え玉などを……」ブルブル
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