過去ログ - 上条恭介「ギャランドゥの処理をしないと……」
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200:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:00:36.90 ID:UHGmn7hO0
QB『ん、終わったか。ご苦労さん』

上条「なーんか面白味がないな」

QB『おいおい、あまり調子に乗るな。君はまだルーキーなんだから』
以下略



201:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:01:05.60 ID:UHGmn7hO0
上条「でもあれだね。こうも作業感が強いとだれるね」

QB『うわ出たよ。こういうこと言い出すから子どもは面倒なんだ』

上条「む……」
以下略



202:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:01:39.16 ID:UHGmn7hO0
QB『ほう? 民間人のために命がけのボランティア? 誰からも称賛を得ることなく? 女の格好までして?』

上条「なんなのさ……」

QB『自分だけの戦う理由を考えておけって言ってるの』
以下略



203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:02:17.07 ID:UHGmn7hO0
上条「仕事あるから?」

QB『そう。一日でも休んでみろ。同僚からは非難轟々、下手すりゃクビだ』

上条「ふーん」
以下略



204:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:03:30.89 ID:UHGmn7hO0
上条「というかさ、魔獣って無限に湧いてくるの? ずっと昔からいるみたいだけど」

QB『そうとも、まさしく無限だ。あれは感情に糧に存在している。人類という種が存続する限り、消えることはない』

上条「へえ……なんだか共生してるみたいだ。魔獣がいなければ、僕は今頃車椅子だったろうし」
以下略



205:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:04:12.35 ID:UHGmn7hO0
上条「気にするなって……あっ、タツヤくん」

タツヤ「?」

歩いているうちに、いつの間にか公園まで来ていたようだ。
以下略



206:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:04:39.39 ID:UHGmn7hO0
タツヤ「うー」

上条「……よし」

恭介は何を思ったのか、ケースからヴァイオリンを取り出すと、公園中に響き渡るよう声を張り上げた。
以下略



207:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:05:19.00 ID:UHGmn7hO0
タツヤをはじめとする幼児たちが一斉に振り向く。

幾対ものまん丸お目目に凝視され、気をよくした恭介は意気揚々とヴァイオリンを弾き鳴らした。

タツヤ「……? ……! アンパンマン!」
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208:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:05:59.60 ID:UHGmn7hO0
タツヤ「あんあんあんぱんまぁん!」

公園のあちこちで舌足らずなアンパンマンの大合唱。

何が楽しいのか、恭介はにやけながら演奏を続ける。
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209:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/08(木) 23:06:55.18 ID:UHGmn7hO0
上条「……」

演奏を終えグッとガッツポーズ。

その表情は妙に満ち足りていた。
以下略



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