過去ログ - 上条恭介「ギャランドゥの処理をしないと……」
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247:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:52:29.32 ID:uqLD2if70
QB『すぐ傍にいるよ。隣を見てみろ』

動くのも億劫で首だけを横に傾けた。

牧師がうつ伏せに倒れている。
以下略



248:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:52:56.76 ID:uqLD2if70
視線をスライドさせる。

背中しか見えない。

眼を擦ってもう一度よく見る。
以下略



249:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:53:58.43 ID:uqLD2if70
上条「なんだよ、これ」

地面が赤く染まっている。

鉄のような匂いがする。
以下略



250:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:54:25.47 ID:uqLD2if70
QB『かわいそうに、グロ耐性ないのか……ん? なに? 生きてたの? ああ、いいよ。繋いであげる』

上条「ぼく、ぼくしさん……! なんで……! げぼっ、こんな……!」

佐倉『見苦しいものを見せてしまい、申し訳ない』
以下略



251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:54:51.02 ID:uqLD2if70
上条「いきてるんですか……?」

佐倉『魔法少女ですから』

上条「は、はは……」
以下略



252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:55:23.92 ID:uqLD2if70
佐倉『私を……魔女のところまで連れて行ってください』

上条「でも……」

佐倉『お願いします』
以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:55:53.38 ID:uqLD2if70
佐倉『お気になさらず。ソウルジェムさえ無事なら心臓がなくても動けるんですよ』

上条「……ゆっくり、進みますね」

牧師の体をマントに包むようにして抱える。
以下略



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:56:26.99 ID:uqLD2if70
ビル、陸橋、電柱、大型車、大小様々な物体が魔女の周りをデブリのように漂っている。

佐倉『行けますか?』

上条「足には自信があります」
以下略



255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:56:52.41 ID:uqLD2if70
佐倉『……戦うことはつらいことです。誰かを助けるために自分が傷つかなければならないのですから』

上条「はい」

佐倉『正義を成すというのはそれくらい難しいことなのです。自分が傷つかなくてすむ正義などありはしません』
以下略



256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:57:50.18 ID:uqLD2if70
上条「……着きました」

佐倉『ありがとう。ここで降ろしてください』

上条「牧師さん……」
以下略



257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:58:20.87 ID:uqLD2if70
魔女をぼうっと見上げる。

この位置からでは歯車の動く様子しか見えない。

佐倉『離れていなさい。巻き込んでしまいます』
以下略



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