過去ログ - 上条恭介「ギャランドゥの処理をしないと……」
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251:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:54:51.02 ID:uqLD2if70
上条「いきてるんですか……?」

佐倉『魔法少女ですから』

上条「は、はは……」
以下略



252:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:55:23.92 ID:uqLD2if70
佐倉『私を……魔女のところまで連れて行ってください』

上条「でも……」

佐倉『お願いします』
以下略



253:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:55:53.38 ID:uqLD2if70
佐倉『お気になさらず。ソウルジェムさえ無事なら心臓がなくても動けるんですよ』

上条「……ゆっくり、進みますね」

牧師の体をマントに包むようにして抱える。
以下略



254:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:56:26.99 ID:uqLD2if70
ビル、陸橋、電柱、大型車、大小様々な物体が魔女の周りをデブリのように漂っている。

佐倉『行けますか?』

上条「足には自信があります」
以下略



255:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:56:52.41 ID:uqLD2if70
佐倉『……戦うことはつらいことです。誰かを助けるために自分が傷つかなければならないのですから』

上条「はい」

佐倉『正義を成すというのはそれくらい難しいことなのです。自分が傷つかなくてすむ正義などありはしません』
以下略



256:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:57:50.18 ID:uqLD2if70
上条「……着きました」

佐倉『ありがとう。ここで降ろしてください』

上条「牧師さん……」
以下略



257:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:58:20.87 ID:uqLD2if70
魔女をぼうっと見上げる。

この位置からでは歯車の動く様子しか見えない。

佐倉『離れていなさい。巻き込んでしまいます』
以下略



258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:58:59.94 ID:uqLD2if70
風が強い。

いや、強くなった。

SF映画に出てくるような大竜巻が渦巻いている。
以下略



259:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/11(日) 23:59:43.93 ID:uqLD2if70
雲の切れ目から青空が顔を覗かせ始める。

台風一過というやつだろうか。

QB『いやー終わった終わった。さて、飛び散った肉片を掻き集めてやらないと。葬式出すとき困るからね』
以下略



260:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/12(月) 00:00:37.94 ID:8DDTvpB70
QB『おっ、下半身発見』

上条「いた」

QB『ん? 何が?』
以下略



261:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/12(月) 00:01:16.90 ID:8DDTvpB70
上条「……ぅ……ぐぅっ……ぁ……あぁぁ……!」

膝をつき嗚咽を漏らす。

感情の整理がうまくできない。
以下略



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