過去ログ - 上条恭介「ギャランドゥの処理をしないと……」
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77:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:44:07.20 ID:le/zh4zH0
ほっそりとした五本の指から怪光線が撃ち出される。

上条「そういうことは! 先に言えよ! はひぃっ!」

純白のマントに焦げ跡が増えていく。
以下略



78:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:44:44.58 ID:le/zh4zH0
QB『足を止めちゃ駄目だ! 動き続けて!』

上条「もう無理! 帰る!」

QB『骨になれば帰れるだろうよ!』
以下略



79:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:45:17.98 ID:le/zh4zH0
泣こうが喚こうが魔獣は待ってくれない。

両の手を交差するように構え、上空へレーザーを乱射する。

散弾の如くばら撒かれた光弾が空一面を白に染めた。
以下略



80:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:45:53.99 ID:le/zh4zH0
恭介は、今更ながらとんでもない安請け合いをしてしまったと猛烈に後悔していた。

上条「……熱っ! 痛い、怖い……」

今はマントに包まるように身を屈め、殺人流星群が止むのを震えながら待つしかない。
以下略



81:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:46:42.90 ID:le/zh4zH0
QB『終わったよ! ぼさっとするな!』

無限とも思える苦行の時も、実時間では数秒に過ぎない。

QB『何をやってるんだ! そっちに向かっているぞ!』
以下略



82:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:47:40.51 ID:le/zh4zH0
魔獣の腕がゆっくりと伸び、厚手のマントをがっしりと掴む。

上条「ひっ……お願いだ……やめてくれ……」

そして、その細腕からは想像もつかない力で少年の体を目一杯持ち上げると、受け身すら取らせぬ勢いで地面に叩きつけた。
以下略



83:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:48:09.41 ID:le/zh4zH0
QB『惰弱な魔法少女め。一対一でも勝てな、やめ、やめなさい、潰れちゃうでしょ』

タツヤ「アンパンマン! たすける!」

QB『何? 何が言いたいの?』
以下略



84:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:48:54.10 ID:le/zh4zH0
この獲物には最早抵抗する気力も残っていない。

そう判断したのか、魔獣は身悶える恭介の体を押さえつけ、オーラ的な何かを吸い上げ始めた。

上条「や……」
以下略



85:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:49:35.49 ID:le/zh4zH0
タツヤ「ねこ! アンパンマンだして!」

QB『そんなものはない』

タツヤ「うーっ!」
以下略



86:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(不明なsoftbank)[saga]
2011/09/03(土) 19:50:24.82 ID:le/zh4zH0
QB『恭介! 聞こえるかい! もう少し粘ってくれ! 助かるかもしれない!』

タツヤ「へんしん、へんしんするの」

QB『君の願いはアンパンマンのようなヒーローになって彼を助けること。そうだね?』
以下略



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