3:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[sage]
2011/08/31(水) 00:21:01.88 ID:5fZ+aeFuo
開け放たれた勢いの余韻をビリビリとした振動で訴えている扉を全く顧みず言い放った
団長殿に対してそうオウム返しに聞き返したのは、いつものムカつく爽やかスマイルに困
惑スパイスを2割ほど加えたSOS団副団長殿だ。
「そうよ!ニュージェネよ!今すごい勢いで話題になって、ニュースでもバンバン流れてる
んだから、知らないなんて言わないわよね!?」
知らん、知らん。俺は知らんぞー。
「あ、あの、涼宮さん。そのニュージェネってあの事件の、ですか?」
今日も今日とて可愛らしい御姿の朝比奈さんが、ハルヒにお茶を差し出しながら恐る恐
る尋ねている。もう既に秋の色もそろそろ深まろうという時期だ。朝比奈さんの淹れる暖
か〜いお茶がさらなる威力を発揮していることは、もはや誰にも否定出来ない宇宙の真理なのである。
しかしながらハルヒの野郎はその極上の甘露を少しも味わう素振りも見せず、猫舌なら
裸足で逃げ出す温度のお茶を、風呂上りの牛乳ばりの勢いで一息に飲み干すのだから、
なんとも恐れ多い行為をしやがって、とか、ああ、もったいない、とか色々と感じ入ってしまう。
そんな俺をよそ目に、ハルヒのボルテージはまだまだ下がる兆しを見せない。
「そうよ!そのニュージェネよ!まぁこんだけ世間で騒がれているんだから、知っていて当然よね!?
だけど、こんなに不思議な事件なら、そもそもなんでSOS団に飛び込んでこないのかしらね!?」
自治スレッドでローカルルール変更の話し合い中
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